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2013年11月29日金曜日

自尊心さん

前々回の投稿で、自尊心さんをぼっこぼこにけなしたような事を言っていますが、
そもそも企業では社員それぞれ、管理職それぞれの自尊心はないとダメだな、
というフォローをきちんとしておこうと思います。

自尊心さんやモチベーションというのは小さな成功を積み重ねで
「あ、出来るじゃん」という自信を少しずつ築き、作り上げられるもの。
じゃぁこれもやってみよう、あれもやってみよう、これが出来たら次はこれ
と、こういった感じでどんどん積み上げて行くものなんです。
つまり、自尊心がないと生産性の向上や成長が見込めない、ということになるのです。

成功体験は自信持って良い事ですし、それを根拠に次の山へと登るわけです。
前々回の投稿では、「何も成していない、成せないのに、
高い山へ登ったかのように見せるのはナンセンスだー」ということですが、
事実しっかり積み上げ、熟成された自尊心さんはそれはそれは立派なものだと思いますよ。

そういう自尊心さんをお持ちの方は、きちんと仕事を最初から終いまで出来る人なのできっと周りからの評価も高いでしょうね。リーダーとか、〇〇長とか、社員モデルとかね。当然ミスも少ないです。
出生の不明瞭な自尊心を持つと、失敗を怖がって前に進めませんし、恥をかくことも怖がって相手との妙な壁を作ったりしますから。こういうのはよくありません。

そんな感じで、しっかりした自尊心さんをみんなで持って生きましょう。
小さな成功→自尊心の向上→生産性の向上
と、いうことで今後とも自尊心さんをよろしくお願いいたします。

おなつ。

2013年11月26日火曜日

つらつらと3

先週はボジョレー・ヌーヴォーが解禁となり、
今年はわたしもちょいと購入してみました。

 ↑こちらはカメイさんから購入
↑こちらは近所のセブンイレブンで。

普段ワインは飲まないし、比べてみたこともないですし、
そもそも去年も飲んでいないので何がどうなのか全然わかりませんでした。

そんなこんなで、ワインを片手に最近マイブームのルパン3世を観ていたあの晩、
おつまみ食べた時に、なーんか奥歯に違和感を覚えまして。あれれ?と。
歯磨きは結構きちんとしてるし、歯科衛生士にも見て貰っているのに…

ひょっとして歯茎腫れてる??

と、ちょっとお下品ですが奥歯に指を突っ込んでみると

あるんですよ…

と、いいますか、あったんですよ。

おやしらず。


ええええええええええええええええええええええええええええええええ

いまさら??


非常にたまげました。

いまさら生えてくるもの???

今までに何人ものおやしらずの犠牲者を見てきました。
切る、だ、抜く、だと、ほっぺたパンパンに腫らせて物食べれないーとか
場合によっては夜間、救急病院を探したりする事もありました。

でも実は、めちゃくちゃ他人事だったんですよ。
「おやしらずが痛い」と言われても「ふぅん(ぽりぽり)」みたいな。
自分、おやしらず生えてこなくて良かったー!!くらいに思っていました。
まさかそのおやしらずが、わたしから生えてくるとは思いもよらなかったです。
完全に油断しておりました。
これからわたしは「おやしらずの無い生活」から「おやしらずのある生活」に変わります。
この変化がわたし自身に一体どんな変化をもたらすのか、
今現在では知る由もありませんが、すでに認知している現象としては
「今まで最奥だと思っていた場所より奥の場所で物が噛める」
ということが起きています。あれ、良いじゃん。

とりあえずですね、
いつかどこかでわたしが「おやしらず痛い…」と泣いていたら
「よしよし」とか「病院いこうね」とか、親身になって慰めてあげて下さい。
決して他人事のように思って接さないで下さい。
そして出来るだけ甘やかして、聞けるだけのわがままを聞いてください。
それを習慣にして欲しい。毎日そうやって接してあげて欲しい。
人の3倍から4倍優しく接して欲しい。もう特別な存在として扱って欲しい。
やがて痛みが消えた暁にはみんなで肩を抱き涙しながら喜び合い、
そして騎馬戦のようにわたしを担ぎ上げ、燃えるように赤い夕日に向かって走り出すのでした。

おわり。

2013年11月23日土曜日

気高さ

気高い、って言われる社員がいるんですけど、気高いってすごいんだなって思いまして。

わたしは人から「気高い」とか言われたことないですからね。
これ、きっとすごいことなんですよ。

気品・品性が高潔である、高貴である、神々しい

と、人から見てそう思うってことではないでしょうか。
これは自分で養おうと思って出来ることではないですよ。


例えば「誇り」という言葉があります。

まぁこれも似てるかなって思ったんですけど、
名誉に感じることや誇ること、またはその心、という意味ですが
使い方としては「自分を誇りに思う」というのはきっと間違いで、
「祖国を誇りに」「家族を誇りに」「会社を誇りに」「仕事を誇りに」
など、AがBを誇りに思う、という使い方が正解だと思うんですね。
自分を誇りにするって多分、ダメなんです。

同じようにして、「自尊心」という言葉があります。
これも非常に難しいとは思うんですけど、両方とも英語では「プライド」ですかね(英語って雑ですね)。
こちらは「自分の人格、思想、言動、能力を大切にしている」という心です。
基本的には自分に対して肯定的な意味合いが強いのかなって思うのですが、自分が自分を誇っているような様、という感覚でしょう。
自尊心があまり高いと、高慢、不遜、自惚れ、尊大、おごり、思い上がり
など、非常にマイナスな面が出てくると思います。

でも、自尊心がない人間というのもつまらないですよね。
きっと自信がない、とか悲観的、みたいなものが続々生まれてきちゃいます。

じゃぁ自尊心を持ちましょう。

と、いうのもなんだか大味で曖昧で無責任だなぁって考えると
自尊心の中でも、自己愛みたいな心を養うのが良いのかな?と。
自分を無制限に、無条件で愛しましょう。という感じでしょうか。
そうすれば「本当に自分を大切に思える心」とか「セルフエスティーム」というね
ギリギリのラインで持っていないと絶望に追い込まれてしまうような非常に大事な自尊心を保つことが出来なくなって死んでしまいますからね。
自己愛に根拠なんていらないのでいっぱい持つといいですよ。
加えると、自己愛の少ない人間って、他人も愛せませんからね。

ここで思うのは、「あの人プライド高い」「自尊心が凄い」というのはちょっといい意味ではなく、
「あの人を誇りに思う」「あの人は気高い」というのは非常に素晴らしい人を指して言う意味になります。
しかし、プライドや自尊心は自分で勝手に思って作られる主観的な評価であるのに対し
誇りや気高さというのは自分で作ろうと思って作れない、至極客観的な評価です。
と、いうことは、AがBを誇りに思えるというのはBが利己的ではなく、利他的であり、
自尊心よりも他尊心を重んじていたりするのではなかろうか。

他尊心という言葉は聞いたことありませんが、先に書いた自尊心の「自分」を「他人」に変えるとなんとなくその意味はわかって頂けるかと思います(辞書にはないんですよねぇ)。

自尊心の高さに反比例して、他尊心は無くなりますのでこれは反義語という扱いです。
反義語ということは、これまた自尊心とは違う養い方があるのかと思いますが、
それはこの場では「無常観」ということにしてみます。
平家物語のアレですね。「諸行無常の響き有」の無常です。
日本人の美意識の特徴らしいですが、「老いちゃう」「死んじゃう」という思い通りにならないことを「当たり前」だと「受け入れる」ということでしょうか。
無常観なくして他尊心は養われませんが、自尊心は無常もへったくれもないので思い通りにならないとムキーってなって野生に帰って行く感じのイメージです。
つまり、無常観の強さ=自尊心を打消し他尊心を養うってことになってますよね?
なりますよね。多分合ってます。
そう、そうやって育ててみると良い感じだと思います。キーワードは諸行無常です。

さて、いよいよ何が言いたいのかわからなくなってしまいましたが
例えば、何か大きな悲劇が起きた時、めった打ちにされた時に
自尊心やプライドといったものは簡単に無くなってしまいますが、
気高さや誇り、他尊心というものはきっと失われることが無いものです。
ならば、どんなに自尊心を多く持とうがプライドを積み上げようが
言わば無意味極まりないことであって、逆に生きるには足枷になり得るのではないかしら?と思います。

要するに、いかに無常観を持ち、自己愛を持って利他的に動けるか

が、気高さや誇りに思われる人間像を生み出すのではないでしょうか。

なので、「気高い」と言われる社員ってすごいって思うんですよ。
わたしは自社にそのような社員がいることを誇りに思います。

おなつ。

2013年11月18日月曜日

出会いの秋

本当に刺激多き一週間を過ごしました。
世界の狭さと広さを同時に感じる出会いある日々でした。
ちょっと一週間を振り返ります。

役員会議の後、夏島の顧問である清水氏と話し、わたしもまだまだだな、とぺっこぺこに凹み、
その晩、わたしの尊敬するある知識人がTV番組で「アンパンマンを知らない」
という一面を露呈した時に、完璧な人間なんていない、
なんでもかんでも出来る人間なんていない。ということを改めて感じ、
だから、良いんだろうなあ。まだまだで良いんじゃないか。なんて考えておりました。

続いて、社内の配車システムを来年4月までに変えなければいけないという課題に対して
数々のシステム屋さんと打ち合わせをしたり、現行夏島で使っているものを利用している
タムラ運輸サービスさんに訪問したりですね、



ワイズ通商横浜営業所さんに訪問し、また別なアイデアを頂戴したり。
あ、ご対応頂いたのは新谷専務をはじめ、横浜営業所の皆様から。
写真の神田さんにも、弊社はとてもお世話になっております。

改めて、自社以外のオフィスや仕事のやり方などを見ると刺激を受けますね。

その翌日、お勉強をしに四谷に行ったのですよ。
そしたら、たまたま同じ時間、同じ場所で、講義を受けるだ、という
相模原営業所の所長、中川取締役と、喫煙所でばったりですね。
あんまりお勉強をしに行っている姿とか見られたくないんですけどね。
まぁそれはどうでもいいんですけど、この日も非常に面白かったんです。

当然お勉強の内容もそうなんですけど、
以前船井総研様のFLSでお会いしたOSO株式会社の鈴木社長と新宿行ったのがとにかく面白くて。
鈴木社長は以前、チベット~ネパールで2年間旅をしておったそうで、
その時(20年位前)お知り合いになったという方を紹介してもらったんですね。
まぁ、場所が場所なのでネット社会では禁忌とされる政治と宗教のお話が結構出ちゃいまして、詳しくは述べる事は出来ませんが、ネパールのオッペン君とも仲良くなれたし、とてもとても、心が潤される特別な時間を過ごす事が出来ました。

明けて、信和会の交流会です。
えと、
真ん中にいます、ちっちゃく映ってる白い洋服の方。

こちら、チャンネル桜という番組の大高未貴キャスターが講師に来てくださいました。

それこそ禁忌なお話をみっちりお話頂いたのですが、
日・米・中・韓(ネパール・インド他中東も少し)の関係について、ですね。
大体わたしが思っている事と同じなんですが、
最近知れば知る程、わたしは日本に生まれてきて良かったな。って思います。
ただ、この大高氏の言うような「日本て、こういう国なんですよ」っていう話は
今、結構表で話している方増えましたよね。
個人的には良いんじゃない?って思っていますが、今後どうなっていくんでしょうねぇ。

ちょっと脱線しますが、
この国では声を大にして「日本好きです」とか言うとなぜか「ウヨクだー!」って言われるから不思議です。母国だとか生まれた土地だとか育った環境に対して愛を持つとウヨクになるそうですね。
自然と持ってしまうのが普通だと思うんですけどねぇ。何か敏感過ぎる気がしません?
あ、このくだりダメでしたら削除します。

明けて、物流部会(?)です。
群馬の運送業の方々が神奈川県のいすゞ工場を見学にいらっしゃるというので
その見学後の食事の場をわたしの方でしつらえさせて頂きました。
こちらは前月開催された横浜での関東トラック協会の研修でもお会いしている方(木村商運、木村常務)もいれば、今年2月に行われました群馬でのローカルネットの実務者会議でお会いした方(フレンズ運送、滝澤様)もおり
「その節はお世話になりました」と「おお、なんたる奇遇!」と「来年もよろしくお願いします」
が、しっちゃかめっちゃかでしたが、滅多に会えない方との再会もあり、賑やか楽しくお送りする事が出来たかな、と思っております。

ま、月~金はこんな感じですかね。
結構多くの人と出会い、話し、時には笑い、時には歯を食いしばりと、とても疲れました。

当然、これらの合間にはディーラーさんと打ち合わせしたり、リース会社さんと見積もり取ったり、社内の業務だってやっていますよ。
当然なんですが、なんか色々誤解もされそうなので、自己フォローして終わりたいと思います。

おなつ。

2013年11月11日月曜日

フォークリフト講習会

先日、相模原営業所にてフォークリフトの講習会が行われたようです。


講師としてPCS株式会社より営業部長の石川様がいらしてくださいました。

わたしは情けない事に当日まで開催されることを知らなかったもので、
こちらは事後報告として上がってきたものについてのご紹介とさせて頂きます…

【はじめに】開催にあたり石川氏より挨拶とフォークリフト事故の現状について

・なぜ気持ちにゆとりが無い時に事故が多いのか

・第一に荷物に関心が向きがちだが、フォークを動かす周辺観察が先

・意識をして練習のようにゆっくり作業しましょう

・現在は様々なフォークが販売されている、爪の長さがまちまちなので2度さし確認を積極的に使う事


素晴らしい内容ですね。
先日わたしの書いた、右目に目薬の先端をぶっ刺したというのも、
きっと気持ちにゆとりも持てない時の事故だったと実感します。

またですね、これも最近認識するようになったのですが、
人間が何か動作をするっていうのは脳が全てなんだってコト。

脳を使って、口・手・足を動かす事しか出来ないわけです。
同じ動作を繰り返す事によってスキルとなり、効率アップ等に繋がるのですが、
精度の低い意識で同じ動作を繰り返してしまうと、いわゆる「慣れ」「横着」
に繋がってしまいますよー。という教訓です。

はい。次。

【実技編】仮想コースを設定しひとりひとり運転しながら指導

荷台のパレットを↓

すくって、所定の位置まで運んで↓

多分所定の位置↓

真剣な面持ちです↓

荷台に戻す↓
と、まぁこんな感じでしょうか??
受講者全員が見ている前で直接指導をしてくださったようです。
これはなかなか真剣にやらざるを得ませんね!
ベテランの人が、こういった基本を改めて体験するというのも貴重だと思います。
また、身内でないからこそ、緊張感を持って臨むことができたようです。

【最後に】石川様より総括

非常に操作が丁寧で能力は高い
 しかしながら事故は起きてしまう。現実に対して今一度考え直してほしい
トラックなどは公道を走るので死亡事故を起こしてしまう乗り物と認識は強いが
フォークリフトは貨物事故に気を取られてしまいがちであり(もちろん貨物もまずい事故ですが)
死亡事故が起きる乗り物!といった認識がまだまだ足りない。
今日をきっかけにして「死亡事故が起こりえるんだ!」の意識と認識持っての運転操作を願っています。


こちらは報告を基に記載しておりますが、身が引き締まる想いです。
フォークリフトの資格講習の時に、死亡事故の事例などを紹介されますが、
「本当にこんな事故があるのか?」「ありえないだろ」
という考えがよぎったりしましたが、事例は事例、事実としてあったということなんですよね。

一歩間違えれば、人が死ぬ

そういう考えを常に持って作業に挑んでいかないといけません。

仕事については「速い=かっこいい」という感覚の人もいるかもしれませんが、
「安全、安心、確実(東京オリンピック招致のパクリですが)」こそ、かっこいいのです。

榎本班長より、営業所(会社)とPCS様と内容について打ち合わせを行い
継続してより良い講習を続けてみては??という意見がありました。
また、これを機に講習という品質の向上に力を注いでいけると、
自然と価値のある物流商品を生み出す事ができるのではないかと、
勝手に要約して書いてますが、そのような感想ももらう事が出来ました。

いい機会を作った相模原営業所もそうですが、
対応頂きましたPCS様、石川様に、この場を借りて御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

おなつ。

2013年11月8日金曜日

【お客様紹介】テクノメタル市瀬様

目だの鼻だのの様子が不穏な季節になりました。
眼精疲労というのもバカにできず、時には眼球に栄養を足してあげると良いですよ。
先日は目薬の先っちょを右目にぶっ刺すというアクシデントがありまして、
いやはや、人間疲れると動きががさつになるもんだ、と実感した次第です。

たった4行なのに文章がめちゃめちゃですね。

さて、
弊社新規荷主でありますテクノメタル市瀬様をご紹介いたします。

気まぐれ会社訪問~
わたしの到着の直前にうちの4t車が荷物を積み切ってしまった為、
工場に残っているのはこの曲げ板と
鉄の柵しかありませんでした。

こちらが代表の市瀬さん(なおあつ)。

何を隠そう、わたしが18歳の頃、同じような職場で一緒に働いていた人物であり、
それ以前に小学生の頃から一緒に風呂入ったり海行ったりして遊んでいた人だったりします。

業務としてはステンレス(や、鉄)を切って曲げて溶接して研磨して
手すりや柵など、作れるものはなんでも作ってしまいましょう。
という会社さんです。

壁の工具も圧巻…
といいますか、よくぞここまで揃えたなぁという感じです。


この作業台なんかも、在りし日を彷彿とさせ、感慨深いものです。
(一応わたしも溶接、研磨など出来ました。本社営業所の門扉の製作にも携わっています。)

月日というのは恐ろしいもので、
お風呂でちんちんを浮かべてきゃっきゃしてたあの頃とはもう違うんだなって。
わたしも大人になったとか老けたな、とか思う時もありますが、
同じ時間を歩んだこのなおあつも充分立派なおっさんになったもんでありますね。

あと、びっくりするほど足が短くなってましたね。

ついでに、現在制作中の設計図も拝見させて頂きまして、
CAD(コンピューターエイデッドデザインでしたっけ?キャド)もいじって見せて貰いました。
遠目から見ると都内の電車路線図見てるようです。

2階部と、その階段もこれ自作なんですよね。

今年の夏、現拠点横浜市は旭区に移動してきたとの事で、
先月から運送の仕事を度々頂いております。
なんだかこれも縁だなぁとか考えちゃいますね。

何にしても、お互いこれからもがんばっていきましょう!
更なる発展をお祈り致します!

おなつ。

2013年11月5日火曜日

お泊り勉強会


マイブームのお勉強会です。
今回は泊まりで行ってきました。

トラック業界の抱える問題…というのがかなり重複していたテーマですが
そこはほら、わたしたちはある程度みんな知っている事じゃないですか。
わたしたちが学ぶべきは、そのうえでどうすればいいのかという事ではないかと思います。

よく、省庁に対して「現実を知らなすぎる」という声を聴きますが、
実際問題、実運送会社以外は現実をよく知らないもんだと思いますよ。

燃料高騰、中型免許制度、駐禁問題、低所得化、高年齢化

ま、ネガティブトークは尽きないもんですが、
今までと全く同じにやっていたらそりゃネガティブにしかならんわな。
というのがわたしの持論。

世が変われば自らも変わらないといかんのです。
特にこれからはTPPもありますからね。

少し話はずれますが、TPPについて、
物価が上がらないから中間で運送会社の利益を削られる世に対して
更に安価な舶来モノが入ってくるとなるとどうなんでしょうね。
もっと単価の低い仕事をせざるを得なくなるような気はしますが、
コンプライアンスについても相変わらず厳しいでしょうからみんな困るだろうな。
いや、人すら日本人で行うかどうかわからないですから品質もどうなっちゃうんだろう。

わたしは、日本企業の仕事っていうのは世界的に見ても非常に高付加価値だと思いますよ。
製造からサービス、何から何まで高水準で行き届いている感じです。
なので川上から川下に行くまでの単価が安すぎるという感覚があります。
しかし、所得自体が上がっていないので末端価格が高くなると買い控えが起きるうんぬん。
世界的に景気が良くもない限り、日本人ですら日本の物を買うかどうかなんてわかりません。

良いものは高い
悪いものは安い

この差がこの先どう影響していくかある意味見ものですね。
特に、TPP参加国のうち、日米だけで8割のGDP(日2米6)を持っていますからね。
わたしは個人的にTPP反対でありますが、まぁ楽しみっちゃ楽しみです。

おなつ。